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【変態教師】理科の先生に変人が多い理由を理科の先生が考察した

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なんで理科の先生に変人が多いの? 

 

あなたも何度も聞いてきたはずです。方程式って大人になってから役立つの?に匹敵するくらいの難問。結局この答えは見つからず、程なくしてぼくは学校生活に別れを告げたのであった。

 

あれから5年くらいたって、ぼくは理科の先生として学校生活に帰ってきた。

 

ぼくはついに、変人の仲間入りを果たしたのであった。

 

するとどうでしょう。生徒は”変人”と連呼するじゃないですか。

授業にいけば”変人”、廊下で会えば”変人”。生徒は変人=こんにちはくらいに使ってきます。

そんな生活をしているうちになぜ変人扱いしてくるのか?なぜ生徒は5回に1回”変態”を混ぜてくるのか?ぼくにはその理由が3つも見えてきました。誰もが解けなかったモヤモヤを数学的帰納法を使って解き明かしてみますよ。

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特定の知識が専門すぎる → 変人

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先生は専門家とまではいかないけれど、やたらと担当科目について詳しい人たちです。

各教科のめっちゃできる先生の印象をまとめると

 

国語がめっちゃできる先生 → 本好き、古典好き、使うことばがキレイ

英語がめっちゃできる先生 → 帰国子女っぽい、発音がキレイ

数学がめっちゃできる先生 → 数字大好き、公式発見しそう、偉大

社会がめっちゃできる先生 → 何でも知ってる、賢い、日本地図がうまい

 

理科以外の先生は何かと尊敬される要素が多いんですよね。

ぼく自身、多くの先生を尊敬してましたし。

 

では理科の先生の場合はどうかというと、

理科がめっちゃできる先生 → 専門すぎて、むしろひく

 

 

それに加え、生徒にはめっちゃできる先生の見え方があるようで 

 

国英:言語と戯れてる。

数:数字と戯れてる。

社:豆知識が豊富。

理:異国の呪文唱えて勝手に興奮してる。

 

と脳内変換されてしまうのですよ。たしかに、大学で学ぶ内容を生徒に説明したとき、語句の説明だけで30分はかかりました。

 

せっかく大学で長い時間、果てしない努力して学んだのに高校の教科書では4行しか載ってなかったり、書かれてなかったりするもんですから

そりゃこちらも話したくなるさ~。

(話したらさいご、誰もついてこれなくなり変人扱いされるのです。)

 

ぼくの研究テーマとか「タイムラプス動画を用いた動的観天望気」でしたから。

 

タイトルだけで、何それ?キモい、キモい!ドン引きの嵐。

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理科の予習が追いつかない → やけになる → 変人になる

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みなさん、高校で理科は何を学びましたか?

 

はい、生物。

いっぱい暗記するのがたいへんでしたよね。 

 

なるほど、物理を勉強したと。

ウンドーホーテーシキとかエムジーとか9.8とか意味不明でしたね。

 

化学もありました。

高校で習う∞の次に大きい数字が6.0×10の23乗でしたね。

 

他にも地学もあるのですが、やらないところもあるでしょう。防災=地学の話なので学んだ方がいいんですけどね。

 

ひとえに理科といっても、物理・化学・生物・地学の4科目あるので最大で4科目。

理科の先生は最大、4科目を予習しないといけないんですよ。

 

確実に気が狂いますよ、これ。

 

そもそも理科の先生で、4科目どれも得意だって先生は皆無ですよ。4科目学んだことがある人ですら稀です。

 

理系だったら高校時代は理科2科目を選択。理系の大学なら、うち1科目の特定分野をとことん探求する。だいたいこんなパターンですよ、理科の先生って。

 

1科目だけならまだしも理科の先生って2科目以上を担当するのが普通ですから、習ってない科目を担当することになった暁は発狂もの。

 

かんべんしてくれ~ 

 

と叫びながら理科の先生は職員室で予習するのです。気づいたときには教室でも

 

かんべんしてくれ~ 

 

状態に陥っていしまうのでその様子をみた生徒は、

 

あいつ、ヤバくね!?

 

と変人扱いしてくるのです。

 

理科嫌いな子向けの授業を考えて自爆する → 変態に昇格

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内容を深く扱う → 理科嫌い、ムリ

丁寧に教える  → 復習しない、忘れる → テストで間違える → ムリ

 

こうなると印象に残るような授業をするしか選択肢はありません。

 

これが理科の先生に求められる能力。ここで勘違いが起こるんですよ。

 

印象に残る授業 → エンターテイナー性???

 

たいてい月一のペースでこの考えに至ります。末期ですよね。そうです、末期なのです。そんな状態で授業やるもんですから

 

せんせー、最近テンション高いね。とか

先生より、お笑い芸人やった方がいいよ。とか

言われちゃうわけですよね。

う~ん、笑かすための50分じゃないんだけどな。

 

まとめ

いかがだったでしょう?理科の先生ってこんなもんです。頑張ってます。

 

頑張ってる最中の先生がミスる = 変人が垣間見えた瞬間

くらいに思っていただければ十分です。

 

先生も頑張ってるので、優しいみなさん応援してあげてくださいね。

 

考察おわりっ!