おいもさんち

おいもさんち

なるべくwin-winを目指すブログ

おいもさんち

新卒で入った会社を鬱になりかけて3ヶ月で辞めた経緯をここに記す

ぼくは最初の会社を3ヶ月で辞めました。ようやく精神面で落ち着いてきたので、入社から退社までをざっくりと書きます。

 

研修時期は楽勝だった

前職はサービス業・週休2日(3日仕事で1日休み、4日仕事で1日休みとか)

 

働き始めのころ、初の人暮らしということもあり家事でいろんな失敗をしてきました。

ひとり暮らし失敗あるある<寝室> - おいもさんち

ひとり暮らし失敗あるある<お風呂> - おいもさんち

ひとり暮らし失敗あるある<キッチン> - おいもさんち

読み返してみても勢いで書いてあるので恥ずかしいですね、これ。

 

休みの日はいつも自転車か電車で外出してました。ですがこの時期は研修(「わたしはできるっ」と連呼する洗脳)が続いていたので仕事・家庭・趣味をこなすことができていたのです。

 

そのときの1日を円グラフで表すとこんな感じ。

f:id:oimotoimoco:20170105210836p:plain

0:00~5:20:睡眠、5:20~6:00:朝食(料理)、6:00~7:30:趣味、7:30~8:00:通勤、8:00~12:00:仕事、12:00~13:00:昼食(購入・外食)、13:00~19:00:仕事、19:00~19:30:帰宅、19:30~21:00:家事、21:00~0:00:趣味

 

研修後のリアル

研修を終えると肉体労働がまっていました。毎日10時間続くんですよね。

 

疲れたら休むができない職場だったので、帰宅すればバタンキュー。出勤した日はいつもこれ。翌日は体力前回でスタートなんてあり得なかったので休みの日はマッサージしてもらいに行ってました行かないとつむ。

 

休みの日も体のメンテナンスと家事に半日とられるので、趣味の時間を削られるのはかなりのストレスでした。かといって家事を怠っても衛生面が悪いと心身が病んでいくのでこれもマズイ。しかし、ルンバや家事代行を頼むのは厳しい給料だったのでこれもできない。

 

先輩方はぼくより先に出社し、タイムカード切ったあとも数時間働き続けていました。仕事中に倒れ、救急車で運ばれる方もいらっしゃった職場でした。

 

まず肉体面からぶっこわれていきました。

 

次に精神面がぶっこわれる

上司の指示で1ヶ月後に大きなイベントを新入社員だけでやることになり、勝手にリーダーに任命される。任命後は同期とやりとりするも部署・職場・休憩時間が異なるので勤務中にできない。休みの日もバラバラだったので連絡がなかなかつながらない。連絡取れても言いたい放題する者、勝手にやりたいことする者、参加しない者がいて、始終まとまることはなかった。

 

1日のスケジュールがこのように変わりました。

f:id:oimotoimoco:20170105211610p:plain

23:30~5:20:睡眠、5:20~6:00:朝食(料理)、6:00~7:30:イベント、7:30~8:00:通勤、8:00~12:00:仕事、12:00~13:00:昼食(購入・外食)、13:00~19:00:仕事、19:00~19:30:帰宅、19:30~20:30:家事、20:30~23:30:イベント

 

この記事「人生3×3」説 - Chikirinの日記にあるように1日を仕事・家庭・趣味に分けれると、イベントの中は休めるときがない。

f:id:oimotoimoco:20170105220810p:plain

上司や先輩方に「手伝おうか?」、「相談のるよ」など気を遣わせてしまったがいざ相談しに行くと精神論や理想論を聞くだけで終わった。

 

相談もろくにできず悩みのはけ口もなく、ぼくはメンタルもやられていったのでした。

 

もうだめだと自覚した

精神的に参ってしまい日常生活に支障が出てきた。部屋の電気の消し忘れ、風呂の入り忘れ、サイフを自転車のかごに入れっぱなしなどが立て続けにおこった。

職場に行くと、足が震えたり涙が出たりしたのでアウト。自分がだんだん魂のない人間になっていきました。仕事よりも自分のからだの方が当然大事なのでドロップアウト

 

耐えることもできたかもしれません。この職場より過酷な企業はあると思います。ですが慣れるのが怖かった。恵まれてる方だとごまかしたくなかった。

 

退社の意志を上司に述べてからわずか2日で手続きが完了しました。

 

いま

前職を辞めて、いまは別の仕事をしています。

たまに悪夢で夜中に目が覚めたり、職場付近に行くと汗が出たり発作が起きたりすることもあります。ですが症状はかなり和らぎました。

体は1番の資本。無茶はダメですよ。逃げてもいい、諦めてもいい、むしろそんな選択ができたことを讃えていい。

残業は基本しない、体調が悪いときはムリをしない。周りに合わせすぎないなどのできることからはじめたいと思います。

ぼくは生きたい