うつ病になった方が描いたマンガ「うつヌケ」でうつを予防しよう
うつ病になった人が描いた、うつ病からの脱出に成功した人たちのレポート集を知っていますか?
試し読みしてほしいです!
この本、働いてる人・これから働く人に読んでもらいたい。
というのも、うつになってから読んでは遅いんですよ。
すり傷だったらすぐ治るのに骨折だったら完治するまで時間がかかるのと一緒でうつから元気な自分に戻るのは大変。
しかもやっかいなのは、うつは体の傷のように分かりやすいものではない。ほったらかしにしてると取り返しのつかない状態になることだってありえます。
ぼくも「合わない職場」で病みかけたことがあったので共感しながら読んでます。できれば学生時代に読みたかった。
向いてない仕事と向いてる仕事をやってみて感じたこと - おいもさんち
鬱になりやすくなった現代
世の中が便利になればなるほど鬱になりやすくなると考えてます。
・質のいいもの簡単に手に入るようになり、商品を見る目が肥えた。
・欠点に対して敏感になった。
・またSNSの発達により匿名で批判・誹謗中傷できるようになった。
・罵声と出会う回数が増えた。
・自己嫌悪になり、負の無限ループ→うつ
うつになるまでの流れはだいたいこんな感じだと思う。(ぼくはこうだった。)
自分は何も生産せずに批判だけ言うのでたちが悪い。
BASEやココナラ で1度でも売る側になってみたら、簡単に批判とかできなくなるから。吉野家より安くておいしい牛丼を素人が作るのってまず無理でしょ。マズイ!とか高すぎる!!とか言われるんですよ。
汚いところで生活したら不健康になるように、罵声をあびつつけたら人は簡単に病みます。
もっとやさしくなろうぜ、もっと余裕を持とうぜ!
我慢やムリも体に毒です。自分にウソついてるわけですから。うつヌケを紹介してくださったぴーすけさんもうつは究極の自己否定だと述べています。
思えば大企業のサラリーマンを10年も続けた結果は「合わない職場」で無理していた自分を「大嫌い」になったということだった。辞めてから徐々に自分を好きになれつつあるので、鬱状態は究極の自己否定だと感じてる。だから自分のことを好きになれる環境に常に身を置いてる人が本当の勝ち組だと思う。
— ぴーすけ(東直希) (@pskpsk1983) 2017年2月16日
知らないは怖い
知識がないのはキケンです。ぼくたちは先生や上司からすでに洗脳を受けてるわけで、言われたことが正しい・その環境でのルールが正しいと錯覚してしまうんですよ。まずは錯覚している自分に気づくためにも知識をつけてほしい。
知識の有無があなたの行動範囲を決めているのです。
終身雇用で働くつもりでいる人と、定年まで50年あるから転職しない人生はありえないと考える人が取る行動は違いますよね。
大した能力もないから会社辞めたらOUTと考える人と、大した能力もないけど人手が足りない仕事はあるはずだから会社辞めても何とかなると考える人でも取る行動は違いますよね。
当然、うつのことを知らないのもキケン。鬱・鬱・鬱・鬱病なんて言葉は知ってても、元気な人がうつになるまでの経路やその経路が複数あることを知らないのはキケン。
自分ならどの症状が出る前に(出たら)今いる環境から脱出するかなど事前に知っとかないと うつになってからじゃ遅い。そうなる前にできることをはじめよう。未来の自分を守るために。