オマエら、それでも西芳寺(苔寺)へ行くつもりか!?
前回のあらすじ。
おいもは西芳寺(苔寺)に行く予定を立てたのだった。
だが、どれほど過酷な試練が待ち受けているか
ぼくには知るすべもなかった。
まさか、あんな目に合うなんて…
第1関門 ~往復はがきを持参せよ~
苔寺の入口にはこんな看板が。
拡大してみると、
往復はがきによる予約+持参がないと入れないのだ。
お寺の門番(住職)が目を光らせて待ち構えている。
はがきの存在を知らずに涙したマダムが何人いたことか。
(マダムよ、おれが代わって拝観するぜ!)
第2関門 ~写経とお経に耐えよ~
第1関門を突破した、これで念願の緑のじゅうたんが見れる。
と思ったら大間違いやで!!
門をくぐると、本堂(NO PHOTO)に向かうことになる。
そこの門番に拝観料3000円を払うのだ。(ムムッ!)
そこから闘いが始まったのだ。
~OTERA☆ISUTORI GAME~
20人くらいはイスに座れる。
100人くらいは正座する。
当然ながら予習を怠ったぼくは正座を選択。
(はよ行かんとイス空いてない。)
だがしかし、その5分後ぼくは後悔することになった。
(写真はイメージです。)
デスクワークのおれは数年ぶりに正座した。
そして写経。
これがえげつないほど辛かった。
この ↓ 般若心経を細筆で書くのだ。(ぼくは筆ペンで書いた。)
さらに書くスペースは非常に狭い。
ひと1人正座できる+荷物がギリおけるスペースしか用意されていない。
100人が密集して写経するのだ。
こんなところで誰かがオナラしたらどうなるか容易に想像できるだろう。
なんてことを考えるから、足がしびれるのだ。
すると突然あれが始まった。お経だ。
書いていた般若心経を例のリズムに合わせて読むのだ。
ぼくがしびれたのを待ち望んでいたかのように。
木魚の音はあるが出だしが分からん。
はぁ~~~ なのか なぁ~~~ なのか知らんけど
この長いタメのあとに
佛説摩訶般若波羅蜜多心経…
と続くのだ。
リピートアフタミーがないとタイミングがつかめない。
どこ読んでるか分からない。
これがリアル(お経)だ。
さらに、お経は3回繰り返す!!!
お経したことないぼくは読み上げるのは当然1回だと思っていたから
もっかい!?
となるわけ。
しかも1回繰り返したら終わりかな?って思うじゃん。
まだ繰り返すの?
写経ぜんぜんできてない、正座きっつい!
写経とお経の2つが完了するまで45分。
ようやく完成した、そして解放された。
願い事が1つ書けるとのことだったので、書いた。
心願全叶
ああ、おれは貪欲さ。
そして最初の願い「足痺早治」はすぐに叶った。
ごほうび祭り!
どうする?苔寺に行く?