向いてない仕事と向いてる仕事をやってみて感じたこと
向いてない仕事と向いてる仕事を経験しました。おいもです。
両極端な仕事をして感じたことを綴りたいと思います。
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向いてない仕事は向いてる人に任せればいい
辞める経験がしたいので向いてない仕事を選択
就活していたころ、行きたい業界・やりたい仕事はありませんでした。
ただ定年まで一生同じ仕事は嫌。なのでこの先、就くことがないであろう向いてないと自分が思う仕事を選びました。
最初に向いてる仕事を選ぶと途中で辞めれなくなると思ったので、会社を辞める経験ができるところを選んだわけです。大変失礼な話ですよね。
ほとんど力仕事。ぼくは体力なく、見た目もガリガリ。誰から見ても力仕事は向いていません。
8時間労働なので、退社する頃にはヘトヘトになり、残業なんてしてたら確実にへばる。休日はからだのメンテナンス。
やる業務は役職が与えられるまで変わらない。そのため、1年後にやってる仕事もほぼ同じだろうと予想できました。
尊敬できる上司から向いてないと宣告される
毎日が力仕事、でもぼくは体力がない。年齢を重ねていけばいずれ体壊すだろうと容易に想像がつく。社内でやりたいことするには、体力をつけることが前提条件。
でもね、業務ですでに疲れ切っているのに、そこから体力作りなんてムリ。マッサージに行っても完全回復は夢物語。
毎日ぬけがら状態で過ごしていると
社内で一番あたまがキレる上司から「嫌味で言ってるわけじゃないんだが、お前この仕事向いてないよ」と言われました。
仕事が辛かったら、とことん逃げろ!
上司は続けて言いました。
がまんするような仕事はするな!がまんしたところで待ってるのは、さらなるがまんの無限のループだ。
キライな仕事を続けていて、突然すきな仕事が降ってくることはない。
やっとの思いでキライな仕事終えると、ワンランクLvアップしたキライな仕事を任される。それも何とかこなすと、さらにLvアップしたキライな仕事が現れる・・・
だから、
キライなことを続けると、どこかで心が折れる瞬間がやってくる。
からだが拒否反応を示すんだ。今のお前にはこの仕事は向いてない。と。
わざわざ向いてない仕事やる必要はない。
上司はそう、教えてくれたのでした。
向いてる仕事がやりたい仕事であるとは限らない
ぼくは今2つ目の仕事をしています。(←カコの話。いま3つ目)
それは大学の友人たちから「おいもに向いてるよ」といわれた仕事です。家族全員その仕事の経験者なので、もともと向いているのだと思います。
で、実際にやっている業務はどうかというと嫌いじゃないです。これが本音ですね。
仕事って他人から見えてる部分と見えてない部分があるじゃないですか。みんなが言うように、見えてる部分は向いてるみたいでそこまで苦じゃないです。
ですが、大半は見えてない部分の仕事ばかりでそちらに時間を割かないといけません。外注できないタスクが多すぎて力を注ぎたいことに集中できない点が悔しいです。
あと煩わしいのは人間関係ですね。どうしても合わない人が何人かいるわけで、ツイッタ―のように非通知とかブロックできない点がつらいです。
奴らはダイレクトで汚い言葉ぶつけてくるので。職業上、無視できないのは苦痛ですね。うまい向きあい方を身につけないと向いてる仕事でも鬱になりますよ。
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仕事とは与えられた役を演じること
ぼくはこれまでレールの上で生きてきたマジメ人間です。怒られたくない一心で言われたことをこなしてました。
怒鳴られたくない、揉めたくないから仮面をかぶり続ける頑張ればいつか報われる。そう自分に言い聞かせていたのです。
でもね、それって息苦しいんですよね。とても。学校に通ってた頃から社会に出ても仮面をかぶったままでした。
仕事をするって役者になることに近いんですよ。自分の中にある職人像になり切る。仕事をしているのは俺なんだけど真に俺じゃない役を演じている。7割の俺と3割の仮面をかぶった俺が仕事している。
どうもね、同じ職場で仕事を続けていると、仮面をかぶっている割合が増えていくような気がして怖いです。
上司の顔色を伺って、無難を選択する。嫌でも我慢する。ぼくは向いてる仕事でも仮面をかぶっている。ときどき仮面をはずしてるけど。
自分が自分であり続けるには、組織で働くうちは実現しないのではないか。演じる役が好きだったり、なりたい自分に近づくのであればそのままでいい。
嫌いだったり、遠ざかるときは妥協しちゃだめだ。仕事は向いてる向いてないだけで決めるんじゃなくて、やりたいやりたくないで決めるものじゃないかと思う次第です。
みなさんがどのような仕事観を持っているか知りたいです。今の仕事を通してみたい世界はまだまだあるので、しばらくは向いてる仕事を続けるが次は組織に所属しない働き方をしたい。