おいもさんち

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100点とれるようにテストを作るべき5つの理由

覚えていますか?あの感覚を。

小学校のさんすうで100点とったとき、漢字テストで満点とったときを思い出してください。めちゃくちゃ嬉しかったですよね。

 

ぼくはその感覚を生徒に味わってほしいので勉強すれば100点がとれるテストを作るようにしています。

 

テストを作るなら勉強すれば100点とれる内容にした方がいいです。その理由を5つ紹介します。

 

100点とれたらやっぱ嬉しい

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100点とる子はクラスで1番できる子です。まあ、なんといっても最高点なのでね。

全てのテストで満点はまずないので、1教科でも100点があると喜びます。

 

普段ポーカーフェイスの生徒も100点とったときはいい笑顔してました。

学年1位やクラス1位の子でも100点とれたら嬉しいのですよ。

 

100点=絶対に届かない存在なんかじゃなくて、100点=勉強すれば届く存在にした方がイイですね。みんな100点狙おうと勉強し始めるので。

 

100点にあとちょっとだと悔しい

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勉強量と点数はこんな感じになるようにテスト作ってます。

 

授業は聞いてない・家でも勉強しない 0~30点

授業は聞く・勉強はしない 30~45点

授業は聞く・勉強するが分からない所が目立つ 45~平均点

授業は聞く・勉強するし分からない所はほぼない 平均点~90点

授業は聞く・徹底的に準備する 90~99点

 

100点とれる問題を作っても、平均点が100点になることはありません。だいたい70~75点。よくても80点くらい。

 

ぼくのテストでは勉強しても99点しかとれません。徹底的に勉強しても100点とれないんですよ。

 

どうしてもケアレスミスをしてしまう。これが非常に悔しい。96点や98点とかだと100点じゃなきゃイヤだ。と言ってきます。(顔では嬉しがってますけどね。)

 

悔しさをバネにして勉強してくれるんですよ。

 

こちらが何も言わずともやればわたしでもできると勝手にいいふうに解釈してくれるます。100点とれるテストにすると生徒のモチベーションが上がるのです。

 

高得点とれたら自信がつく

どうも生徒たちの反応を見ていると、これまで高得点をとったことがないようです。

 

これまで見てきた点数はよくても60点や70点くらいなので、テストで80点、90点をたたき出すと生徒は大興奮しておさるさんになります。

※高得点者はもちろん1人じゃないので教室はサル山に一変します。

 

おさるさん(生徒)はテストを返却してもらうと突然鳴きます。威嚇でもエサが欲しいわけでもありません。

 

自分の手で高得点をとった喜びを吠えることでアピールしてきます、こんなように。

 

わたし勉強したからできた!見てみて!!すごくない!?

 

サルに急変することがすげーよ・・・。

 

へたに平均32点とかの問題をつくって彼ら彼女らの自信を奪うくらいなら、100点とれすテストで勝手に自信をつけてもらえれば十分です。

 

本当に勉強できない子が誰か分かる

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100点とれるテストを作っても全然できなかった子もいるわけでして、その子から苦手意識をどうやって取り除くかが腕の見せ所です。

 

授業をしていると、生徒から分からんと指摘されることがあります。言ってくれる子には丁寧に1から教えるのですが、中には言ってくれない子もいるんですよ。

(当時のぼくもそうでした。)

 

そういった子はテストでなかなかイイ点とれないことが多いです。

 

テスト前にじっくり教えてあげることができたらいいのですが、どうしても声が大きい子に引っ張られてしまうのが実情。反省しています。

 

これに加えてテストの平均点が低すぎると本当に勉強できない子がうもれてしまうんですよ。たまたま問題の相性が悪かっただけかもしれないですし。

 

ですが平均点が高くなる問題を作れば、勉強ができない子をわりだせるのでその後のアプローチがしやすくなります。

 

赤点を減らすことができる

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これはちょっとしたオプションです。

ぼくの学校では赤点=30点以下なので平均点を挙げれば必然的に赤点の子も減ります。

勉強してなくても40点以上はなんだかんだとってきます。

 

赤点がでないとぼくは嬉しいです。追試やそのための勉強会をひらかなくて済むので。

クリスマスや年末年始にわざわざ生徒をよび出したくないし、ぼくもそのための準備をしたくありません。