茨城に観光客が増えないのはPRするものがズレているから!?
こんにちは、茨城大好きおいもです。
今回は茨城に人が来ない理由を考察したいと思います。
PR不足だけが人が来ない原因なのか疑ってみた
先日、魅力度ランキング最下位の茨城には魅力がないのか検証した記事を書きました。
そのとき茨城に魅力はたくさん存在するが、われわれが知らないだけと結論づけました。魅力度ランキング最下位の茨城に迫る!47位の日本一 - おいもさんち
というのも、観光地・名所のない都道府県は存在しないわけです。どこも何かしらのPRは絶対にしているはずなんですよ。
かくいう茨城も魅力度ランキング最下位をうまく使ってアピールしまくってて、PRではむしろ成功しています。 これからは茨城にある魅力ではない、別のものをPRすべきではないかと思ったのです。
魅力を発信するだけでは人は動かせない
観光地や名所を知っていてもぼくらの足は止まったままなんです。
そのことが、漫才コンビ「キングコング」の西野さんが書いた本に非常に分かりやすく書かれています。
たとえば、ほとんどの人が「別府温泉いいなぁ」と一度くらいは思ったことがあるとは思うんだけど、
実際に別府温泉まで足を運んでいない。
温泉だけでは足が動かないのだ。
温泉に入る前、出た後に何をすればいいか分からないから。
そうなんですよね。
「いつか行ってみたい」にはなっても「よし、行くか」に変わるわけではない。
人が動かす起爆剤は魅力以外の所にあるようですね。
足りないのは来る人の1日をコーディネートする力
茨城の名物で比較してみたのですが、4大音楽フェスのROCK IN JAPAN FESTIVALは尋常じゃないくらい人が集まりますが、
日本3名園の偕楽園で梅まつりが開催されてももう通網がマヒするくらい人が集まることはないんですよ。
この2つの違いは、来る人が濃密な1日のスケジュールを想像できるかどうかなのです。
ROCK IN JAPAN FESTIVALは、分かりやすいです。1日中アーティストたちのライブでワイワイしている姿が簡単にイメージできます。
一方、偕楽園の場合はイメージできないですね。偕楽園にいってから、えっとその後どうしよう?状態。無理のない観光プランがイメージできません。他に名所があっても、すぐに行けるか移動手段は何があるか、そもそも時期はちょうどいいのか分からないです。
これが多くの人にとってわずらわしいんですよ。
わざわざ調べてまで行きたいかと言われると、行かなくてもいっかとなってしまうのですね。
多くの人に足を運んでもらうには点と点の名所と線で結んであげることが解決につながりそうですね。また、気が向いた頃に茨城の観光プランを考えてみようと思います。
思ったこと
「君の名は。」のロケ地が北茨城市とかだったら、茨城の観光魅力度ランキングが急上昇しそう。
— おいもさんち@仮説・検証 (@oimotoimoko) 2016年11月6日