おいもさんち

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未来の学校はどうなる?従来の教育はムダ?疑問を解決するヒントとなる厳選5冊

こんにちは、元教師のおいもです。

 

全ての知識がネット上で検索できる時代が間もなくやってくると言われています。それくらいITが発達しているにもかかわらず、学校教育は昭和の時代からほとんど変わっていません。

 

そのような中、実は日本の教育界に革命がすでに起きはじめているのはご存じですか?IT技術を導入した教育が当たり前になろうとしている。なので徐々に日本の学校というものが変わっていきます。

 

何がどう変わるの?じゃあこれまでの学校教育ってムダってこと?そんな疑問が解決される厳選5冊を紹介します。

 

 

ネットの高校、はじめました。/崎谷実穂 

株式会社カドカワが2016年4月にネット高校「N高」を開校しました。 この少子化の時代にもかかわらず。

 

母体がIT企業なのでニコ動の技術を用いた授業やネット遠足、インターン並みにガチの職業体験など、普通の高校では絶対にできないことをバンバンやってます。

 

わざわざ高校に通わなくても勉強も部活も学校行事も楽しめる!むしろ地元の高校よりもできることが多そう!と中学生+保護者が知ってしまえば、N高に行きたい生徒が一気に増えるんじゃない?

 

N高の実績が出始めたら私立高校がピンチになって、N高が1人勝ちする日がやってきそうです。

 

ネット教育で完結せずリアルで生徒同士が交流する場もあるので、これが未来の学校だと考えています。

 

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方/神野元基

この本を読んだとき衝撃だった。人工知能が生徒1人1人に合わせて最適な問題を出す技術ができた。その名もAI先生だ。このAI先生の導入により200時間かかっていた中学1年生の数学を平均32時間で学習し終えることに成功した。

 

これ、すごくない?まだ数学しか実用化されてないけど、他の科目でも実用化の開発してるとのこと。

 

学校で塾で家庭で使われるようになったら、教育そのものが変わりそう。ってか変わっちゃうでしょ。

 

 

もちろん内容はそれだけではない。だってタイトルが「人工知能時代を生き抜く子どもの育て方」だもん。

 

あなたは、あなたの息子・娘は人工知能を使う側になりたいか?それとも使われる側になりたいか?そのためにはどんな戦略をたててどんな準備をしないといけないのか?

 

この話だけでも十分濃い!そして分かりやすくて読みやすい。まず大人が知識を蓄えないと子どもに何も教えられませんよ。

 

10年後、君に仕事はあるのか?/藤原和博

前者では、私たちが通ってきた学校とは全然違う学校の話を紹介してきました。オンライン学習サイトスタディサプリのような質の高い映像授業が広まったら…。最適な問題を出すAI先生がアクティブラーニングもできるようになったら…。

 

教師という仕事はなくなるの?

 

その問いに対して藤原さんの答えが書かれています。それが分かれば、

 

・現役教師の仕事はどうなるの?

・非常勤講師はいなくなるの?

・塾・予備校の先生はいなくなるの?

 

といった問いへ、あなたなりの意見が持てるようになります。

 

すべての教育は「洗脳」である/堀江貴文

堀江さんが学校教育は洗脳だとdisってる本です。あなたは学校で洗脳されている。

 

学校は禁止・制限が多いから!なぜなら集団教育なので、1人が決められた時間内で30~40人を同時に面倒見ないといけない。だから禁止して生徒管理する。

 

あと、得意不得意って人それぞれなのに平均を目指す文化がよく分からない。数学の成績がAで美術の成績がDだったら、先生は「美術をもっと頑張ろうか」と言う。学校は何事もそこそこできる人間を作る空間、生徒の能力を伸ばすのに向いてない。

 

皮肉にもぼくたちは中学で習ったオツベルと象の白象なのだよ。鎖につながれた象だ、自分が無力であることを信じ込まされる。

そんな話を父(教師)としたら「うん、学校は洗脳だね」と返事した。

 

もう一度言う、学校教育は洗脳だ!目を覚ませ!そしてどう生きるべきか改めて問い直すのだ!

 

成功の五角形で勝利をつかめ!/三田紀房

こちらは堀江さんとは違い、「学校の教科書が最高のビジネス書だ!」なんて言ってます。

 

ウソでしょ!?微分積分とか実生活で使った試しがないし、理科社会は先生の雑談しか記憶にない。それだったらプログラミングとか実用的なものを学んだ方がよくない?と思ったのですが、この本を読むと腑に落ちる。

 

堀江さんの本と両方読んで、学校教育というものをこれまでとは別の視点でとらえてほしい。じゃないと「学校の授業って意味ないよね、ハハハ」で卒業する。←それ勘違いだから。

 

あなたの息子・娘が「なんのために勉強するの?」といったらどう反論しますか?未来の教育が主流になるのはまだ先の話。非効率でムダが多い。では、従来の学校で勉強する意味とは?是非その答えを、本書で見つけてください。

 

心の中で「学校教育ってムダだよね!」って思ってる人は特に読んだ方がいい!

※Kindleで324円と非常に安い割には「なるほど!」が多いので三田さんの本はおすすめです。