定年退職後のお金と時間の不安に対して準備できること
先生辞めました。そして1ヶ月ほど無職になりました。任期満了ってやつです。※悪いことに手を染めたわけではありません!
ただ、その1ヶ月が
不安で不安で仕方なかった!!
というのも「定年退職するときもこんな感じなんだろうな」と感じたからです。定年退職って言い換えたら、高齢で無職のことですよね。
なので定年前に1度無職になると、定年退職した未来像が分かります。無職のあなたがする生活=このまま定年退職したあなたがする生活だからです。
ぼくは特にお金と時間で不安だった。 この時間による不安が盲点!めっちゃ暇!!
暇なら好きなことやってればいいじゃん!←本当だけどウソだから。
無職・ニート辛すぎ
そこで、2つの不安とその対策として今からできることを考えてみたので紹介します。
そもそも無職になると、生活はどう変わるか?
単純に考えるとあなたの仕事がなくなります。というより会社に行く必要がなくなります。そうなるとどうなるか具体的に見ていくと…
なくなること
・収入
・ストレス
・頭を使うこと
・体を動かすこと
・コミュニケーション
といったところでしょうか。
働いてないので収入は当然もらえません。会社に行かない分、歩かなくなります。社内プロジェクトに参画することもないので、頭を使ったり仲間と話すこともなくなります。
そのかわり、常に浴びていたストレスもなくなります。
で、定年退職であれば若さも失われます。視力や臓器の機能、集中力など体にまつわる能力も20代の頃と比べて確実に衰えます。
なくなるばかりではありません、反対に増えることもあります。それは時間です。正確に言えば、会社に行く準備から帰宅するまでの時間です。
お金の不安
当然のように毎月振り込まれる給料がもらえなくなると、多くの方はお金のこと不安になります。働いていた時は、そんなことなかったのに。
では、どうして不安になるかというと「収入 > 出費」から「収入 < 出費」に変わるからです。
貨幣経済である以上、お金と商品を交換せざるを得ないので「収入 < 出費」ならば貯金を切り崩さないといけません。これが精神的にキツイ。
そしてお金に対する不安はもう1つあって、それは「生活するのにいくら必要か」知らないことだったりします。
そこで
・いくらあれば生きていくのに十分なのか必要な金額
・必要な金額を得る方法
この2つを知れば不安は解消されると思うので、実際に見ていきましょう。
いくらあれば生きていくのに十分か知ろう
「とりあえずお金がたくさんあれば大丈夫。」なんて言ってるうちは、稼いでも稼いでも不安はなくなりません。
お金の不安がなくなる瞬間は、具体的にいくら必要でその金額を稼ぐ目途がたったときです。
なので、1か月あたり必要な金額を書き出してみましょう。 実際にぼくも1か月あたりの使う金額を算出してみました。
固定費
スマホ料金:1600円
AmazonPrime:325円
オンラインサロン:3500円
変動費
飲み会:10000円
移動費:0円(基本チャリ)
電話代:2000円
書籍:10000円
雑費:3000円
イベント等:25000円
固定費合計:5425円
変動費合計:53000円
合計:58435円
実家暮らしだから合計6万円を切るとはいえ、 1人暮らしだと家賃等含めて12,3万は軽くする。
四角大輔さんの著書「モバイルボヘミアン」で、本人が
東京で働いていた頃のその金額は、だいたい20万円ほど。
1ヶ月のうち、20日間ほどコンビニでバイトすれば稼げる金額だった。
楽勝だと思った。
と話しており、 ぼくもコンビニで20日バイトすれば必要金額は稼げます。
「収入 > 出費」にしよう
手軽に収入を得るなら、まずバイトが思いつく。ためしに「シニア バイト」で検索したらタウンワークやグラン・ジョブなど大手人材派遣会社がすでにやっていた。
でも、体力面で続けられるか不安。ってかぼくがシニアになる頃にはAIがそのバイト奪うんじゃない?と思うのです。
それだったら、今までのサラリーマン生活で身につけたビジネススキルを売ってみるのが手っ取り早いしコストもかからない。ココナラやストアカとかおすすめです。エクセルの使い方やプレゼン資料作り方でも十分商品になります。
それ以外だとぼくはnoteにノウハウまとめて販売してる。
元教師が教える勉強苦手な生徒150人以上の平均点を50点から80点にあげた具体的な方法|おいもさんち|note
これで「収入>出費」となれば、お金の不安は解消されます。
時間の不安
大量の時間を手に入れても使い道がなければ意味がない。無職のぼくはまさにそれ。退屈という名の暴力にやられる。
自分の時間ができてサイコー!
とはならなかった。 もちろん大好きなことをしてました。ブログも書くし、ママチャリでサイクリングもする。アマゾンプライムでクレしんの映画を1日3本見たりもした。でもダメだったのです。
好きなことしても満たされない
好きなことは楽しい!だがルーティンになると楽しさは継続せず飽きてしまう。
満たされなかったもう1つの理由、それはリアルでの接点が家族以外にほぼなかったから。同期の友人は全員働いてるので平日の昼から会ってくれるような人はいない。
SNS上でつながっているだけじゃダメでした。何でもいいからリアルなコミュニティがいくつか必要だった。
つまり、ぼくに必要なのは飽きない遊び+リアルなコミュニティというわけである。
飽きない遊びとは
時間がかかるもの+成長していると実感できるものが飽きない遊びの条件だ。
たとえば
・育てる(植物、ペット)
・競争する(部活+大会)
・収集する(ダムカード)
・研究
ハマっていたゲームはまさに上記のどれかだった。ドラクエ・ポケモンはキャラ育成だし、スマブラ・マリオカートは競争、ポケモンGOは収集。
自身の成長+競争(勝利体験)だったから部活も続けられた。勉強も自身の成長+競争があったから熱中できた。
この熱中要素をもった遊びができるコミュニティに加われば、退屈地獄になることはありません。
リアルなコミュニティへの関わり方
大きく分けて2つあります。1つはすでに存在するコミュニティに入る方法。学校の部活とかこれですね。地域でやっているテニススクールや絵画教室に参加すればOK。
もう1つが自分でコミュニティを立ち上げる方法。こちらは部活を立ち上げるイメージ。
先ほどよりもハードルがかなり上がったように見えますが、かくれんぼしよっ!カードバトルしようぜ!のノリでやっちゃえばいい。
とはいえ、どんな遊びなら仲間が集まるか分からないので、はじめの1歩が踏み出せなかたりする。
でも、その仲間集めのヒントは近くにあって、テレビが案外ばかにならない。おもしろそうな企画を有名人やお笑い芸人がやってる番組ありますよね?あれを自分が企画すればいいのですよ。
ここで、ぼくが遊びのヒントに利用しているものを紹介します。
テレビ:「遊び」を探す・見つける・マネする
SNS:呼びかけ・マネタイズ・人気度など確認
書籍:「遊び」を作っていく過程や考え方を学ぶ
【テレビ】
ドキュメント72時間、探検バクモン、ブラタモリ、車あるんですけど…?、ザ!鉄腕!DASH!、孤独のグルメ、アメトーーク
【SNS】
【書籍】
まとめ
退職したら収入はなくなって時間は増える。正直それは知っていました。お金が必要なら稼げばいい。時間があるなら遊べばいい。なんて考えていましたが甘かった。
暇なら好きなことやってればいいじゃん!←本当だけどウソ。飽きない工夫がないと好きなことも続きません。
あと、頭でわかっていても普段から遊んでないと、遊べないです。少なくとも退職までに自分で稼ぐ経験とコミュニティを作る経験はしないとできない。分かるとできるは違いますから。退屈すぎて後悔しないように準備するのはいかがでしょう。